離婚した時、貯金はほとんどなく、暮らしを立て直すところからのスタートでした。
あれから10年。少しずつですが資産ができて、今では「働き方を選べる」ところまで来ました。
- 収入が少ない時期から家計を立て直した考え方
- 2人の娘を育てながら続けてきたお金の工夫
- 教育費を払いながら少しずつ資産形成した方法
- 「働き方を選べる」と思えるようになるまで
この10年で私が心掛けてきたことを、ざっと書き出してみます。
細かい話はそれぞれ別の記事で書いていくので、今日は全体地図として読んでもらえたらうれしいです。
大原則は、「収入>支出」
10年間、ずっと心掛けたのは、こちら。
入ってくるお金より、出ていくお金を少なくする。
当たり前ですが、これが基本。
以下の工夫は、ぜんぶこの一行のためにあります。
① 収入を増やす
節約は大切。だけど限度があるので収入を増やすことは絶対条件でした。
パートの時間を増やして社会保険に入りました。
そして、講座やパソコンの勉強をして、(このあたりの話は「未来への扉」の記事にも書いています)。
離婚成立からちょうど1年半後に正社員へ転職。
そこからコツコツ働き続けて、昨年の年収はパート時代の8倍くらいになりました。
ここが一番大変で、一番効果が大きかった部分です。
② 使える制度は、全部使う
ひとり親が使える制度は、ありがたく使わせてもらいました。
特に児童扶養手当とひとり親家庭医療費は、収入が少なかった時期に、とても頼りになりました。
児童扶養手当
ひとり親家庭等医療費支給制度
児童扶養手当を受給していた間は、ひとり親家庭等医療費支給制度も利用でき、子どもの医療費の負担がほとんどありませんでした。
※対象年齢や所得制限などは、自治体によって異なります。
私は途中で収入の関係で児童扶養手当が打ち切りになり、最後までは適用されませんでしたが…
適用中は本当に助かりました。
奨学金
給付型奨学金の話と、JASSOの話も書いています。給付型奨学金はいろいろな団体で募集しているのでとにかく調べて挑戦してみてください。
高額療養費制度
病気をしたときに使いました。詳しくは保険の記事に書いています。
ふるさと納税
正社員になってからは毎年使っています。ここで1つ大事なポイント。シングルマザーはひとり親控除などで控除の計算が特殊なので、「簡単シミュレーション」ではなく、必ず「詳細シミュレーション」で上限額を確認するのがおすすめです。
ひとり親家庭への支援
ひとり親家庭への支援を申し込みました。
食糧支援、入学お祝い金、クリスマスプレゼントもいただき、大変助かりました。
制度は「知っているか、知らないか」で差がつきます。申請しないと始まらないものばかりなので、アンテナだけは張り続けました。
③ 固定費を減らす
節約するなら、まず固定費から。
毎月は小さな金額でも、年単位にするとすごく大きいからです。
月1,000円の固定費も、10年なら12万円。「一度手続きすればずっと効く」のが固定費削減のいいところです。
私がやったのはこのあたりです。
車を手放す
これが一番大きかった!ガソリン代、保険、税金、車検…維持費を年単位で見ると、本当にすごい金額でした。
スマホを格安SIMに乗り換え
乗り換えの前に、メールをキャリアメールからGmailに移しておいたので、その後どこにでも身軽に移れるようになりました。
サブスクの見直し
月額のかかっていたgooメールを解約しました。
迷惑メールも多かったし、今思えばもっと早く解約すればよかった…。
こういうのって面倒でついそのままにしちゃうんですよね。「えいっ」と思い切るのが大事です。
ネット銀行に切り替え
振込手数料が無料、時間外手数料気にしなくていいので本当に助かっています。
固定電話を解約
かかってくるのは迷惑電話ばかりだったし、やめても不便は一切なし。
電話を置くスペースがなくなって、家までスッキリしました。
保険の見直し
勧められるまま入った保険を解約した話も書いています。
カーシェア
必要なときだけカーシェアを使っています。
私が使っているタイムズカーシェアは月額880円かかりますが、その分は利用料金に充てられるので、月に1時間乗れば実質チャラ。
「持たないけど、乗れる」が、今のわが家にはちょうどいいバランスでした。
電動自転車(バッテリーを盗まれる事件もありましたが…!)
車を持たない代わりに購入。高かったですが、買い物やお出かけがとても楽になり、娘たちからも「貸して」と言われて我が家で大活躍しています。
④ 変動費は、小さな工夫をコツコツ
日々の工夫は、地味なものばかりです。
水筒とお弁当を持参
なるべく自炊
移動はなるべく電車より自転車
節約と運動の一石二鳥!
電気はこまめに消す、アンペアを下げる
基本料金が下がると思ってアンペアを30Aに下げました。
3部屋エアコンをつけて、プラス電子レンジまでOK です。意外と行ける!
これにドライヤーをするとブレーカーが落ちます(汗)
テレビの明るさは50%に設定
画面が暗くなりますが、すっかり慣れてしまいました。
普通の明るさにすると明るすぎて違和感(笑)
そもそもテレビをあまり見ない
CMを見なければ、「欲しい」という気持ちも生まれません。
家電の補償サービスはつけない
今まで延長保証までつけていましたが、保証期間中に壊れることはなかったので、つけるのをやめました。
シンプル機能の家電を選ぶ
いろいろ機能付きの家電は結局使いこなせなかったので、買い直す時は最低限の機能がついているものを選んでいます。シンプルな方が使いやすく、価格も安いです。
ひとつひとつは数十円、数百円の世界。
でも「貯まる家計」を作ってくれたのは、この小さな習慣たちだった気がします。
⑤ 家計のルールを決める
わが家のルールも、いくつか紹介します。
給料が出たら、先に全部分けてしまう
投資、貯金、生活費、支払い分…お給料日に全部仕分けしてしまいます。先取り貯金は本当に大切。
先に取り分けておけば、残りは安心して使えるし、「収入>支出」が仕組みで守れます。
家計簿をつける
大事なのは支出の見える化。
ただし細かくつけると続かないので、うちは家計簿アプリでザックリ派です。
続けられる形がいちばんだと思います。
将来のライフプランを立てる
教育費、老後資金…この先いつ・何にお金が必要になるかを書き出しておきます。
ゴールが見えると、今いくら貯めればいいかが逆算できて、漠然とした不安が「やることリスト」に変わります。
ボーナスを当てにして組まない
毎月の生活は月収の範囲で。
ボーナスは貯蓄や特別費へ回します。
大学生の子には、月2万円を学費に入れてもらう
親子で学費に向き合う、わが家なりの形でした。
⑥ ストレスを溜めない。ときどき、ごほうび
節約ばかりだと、心が痩せてしまいます。
だからわが家は、ときどき豪華なごはんと、家族旅行、誕生日祝いの食事は大切にしてきました。
娘たちも喜んでくれて、楽しみなようです。
メリハリがあるから続く。10年続いた理由は、たぶんこれです。

⑦ そして、投資を始める
家計が整って余裕ができてから、投資を始めました。
いきなり買ったわけではなくて、まずは本を読んだりYouTubeを見たりして、知識をつけるところから。
そのうえで、勉強して選んだ投資信託を少額から積み立て始めました。
投資信託の投資は短期間で大きく儲かるものではありません。
長い時間をかけて、上がったり下がったりを繰り返しながら成長していくものだと理解しています。
だから、下がったからといって慌てて手放さない。老後のためのお金なのだから。
そのために「下がっても怖くならない金額」(=自分のリスク許容度)を守ることが大事です。
私の投資マイルールはこれです。
少額から始めて、リスク許容度を超えない(怖くない金額からスタート)
慣れてきたら(握力がついてきたら)、少しずつ増やす
当面使わない余裕資金で投資するから、下がっても慌てない
下がっているときは、見ない(笑)
投資に回したお金は、引き出さない
物価がどんどん上がる時代、インフレ対策としても投資は必要だと私は思っています。
「収入>支出」で生まれた差額を貯蓄と投資に回すようになってから、資産が増え始めました。
※投資にはリスクがあります。私の体験談であって、おすすめするものではないので、始めるときはご自身の判断で。詳しい話はまた別の記事で書きますね。
おわりに
書き出してみると、どれもちょっとした心がけを地道に続けてきたことばかりでした。
収入を増やして、制度を使って、固定費を削って、小さな工夫を続けて、投資を続けて、
時々ごほうび。
そして「収入>支出」を守り続ける。
どれかひとつでも「これならできそう」が見つかったらうれしいです。
それぞれの項目は、これから1つずつ詳しく記事にしていく予定です。

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