電動自転車のバッテリー盗難|6万円が火災保険で補償された話

あなたは、火災保険を「火事のときに使う保険」だと思っていませんか。

私も、ずっとそう思っていました。

ところが今年、自宅の駐輪場に置いていた電動自転車のバッテリーを盗まれました。

買い替え費用は約6万円。

シングルマザーの家計には、かなり痛い出費です。

でも私の場合、その費用は火災保険から全額補償され、さらにお見舞金も受け取ることができました。

今回は、火災保険がこんな場面でも役に立つのだと実感した体験を書きます。

目次

ある日、電動自転車のバッテリーが消えた

今年のある日、自宅の駐輪場に置いていた電動自転車を見て、違和感を覚えました。

バッテリーが、取り付け金具ごとなくなっていたのです。

鍵はかけていました。

それでも、金具ごと外して持っていかれていました。

あとで自転車屋さんに聞くと、電動自転車のバッテリー盗難が増えているとのこと。

電動自転車に乗っている方は、本当に気をつけてください。

警察を呼んで盗難届を出す

「もしかしたら、火災保険が使えるかもしれない」

そう思った私は、まず警察を呼んで盗難届を出しました。

私の契約では、保険金を請求するために盗難届が必要だったからです。

ここからが、思っていた以上に大変でした。

警察の方が現場を確認し、10本の指の指紋も採りました。

時間もかかりましたし、正直、途中で面倒に感じたのも事実です。

それでも、ここを乗り越えたことで、保険金の請求につながりました。

盗難に遭ったら、面倒でもまず警察。

これは省略できない手続きなのだと思います。

買い替え費用約6万円が全額補償された

保険会社に確認したところ、私の場合は補償の条件を満たしていました。

  • 自宅の駐輪場に置いていたこと
  • 鍵をかけていたこと

この2点がポイントだったようです。

補償内容や条件は契約によって違うため、自分の保険証券を確認する必要があります。

私の場合、約6万円のバッテリー買い替え費用は全額補償されました。

さらに、お見舞金も受け取ることができました。

突然の6万円は、本当に痛い出費です。

保険金が下りると分かったときは、心の底からホッとしました。

離婚のとき、火災保険も財産分与した

少しさかのぼって、離婚したときの話です。

財産分与では、加入していた保険もそれぞれに分けました。

そのとき弁護士さんから、

「個人賠償責任特約は、火災保険につけられますよ」

と教えてもらいました。

個人賠償責任特約は、日常生活で他人にけがをさせたり、物を壊したりして、賠償責任を負ったときに備えるものです。

子どもが自転車で人にぶつかってしまった場合などにも使えることがあります。

これを火災保険につけられたことで、離婚後に新しく保険へ入り直す手続きを一つ減らせました。

離婚前後は、ただでさえ手続きが山ほどあります。

一つでも減らせたことは、本当にありがたかったです。

なお、今回のバッテリー盗難で使えたのは個人賠償責任特約ではなく、火災保険の家財に対する盗難補償です。

火災保険は火事だけの保険ではなかった

今回のことで、火災保険は火事だけに備えるものではないと知りました。

契約内容によっては、盗難や水漏れ、家財の破損などが補償されることもあります。

実は以前、家の床についた傷や、ドアを蹴ってへこんだ跡、壁紙が剥がれた部分についても、保険会社へ問い合わせたことがあります。

残念ながら、そのときは傷ができてから時間が経ちすぎていたためか、補償の対象にはなりませんでした。

そこで学んだのは、これです。

何か起きたら、時間を置かずに保険会社へ確認する。

聞くだけなら無料です。

対象にならなければ、それで終わり。

対象になれば、思いがけず助けてもらえるかもしれません。

子どもがつけた傷も、補償の対象になることがある

そして、子育て中の方に特にお伝えしたいのが、子どもが家の中で誤って物を壊してしまった場合です。

たとえば、契約内容によっては——

・おもちゃを投げて、テレビの画面を割ってしまった
・遊んでいて、ドアや壁を傷つけてしまった
・飲み物をこぼして、家電を壊してしまった

このような事故も、火災保険に「破損・汚損等」が付いていれば、対象になることがあります。

「うちの子がやったことだから、自分で払うしかない」

そう思い込まずに、まずは保険証券を確認してみてください。

なお、自宅の建物や家財を壊した場合に確認するのは、火災保険の「破損・汚損等」の補償です。

一方、子どもがよその人にけがをさせたり、よその人の物を壊したりした場合は、「個人賠償責任特約」が使えることがあります。

自宅の物を壊した場合と、よその人に損害を与えた場合では、確認する補償が違います。

補償される物や自己負担額、対象となる事故は契約によって異なります。

迷ったときは、自分で対象外だと決めつけず、保険会社へ電話で確認してみるのが確実です。

まとめ|何かあったら、まず火災保険を確認

今回の経験で分かったことをまとめます。

  • 個人賠償責任特約は、火災保険につけられることがある
  • 電動自転車のバッテリー盗難も、条件を満たせば補償されることがある
  • 盗難に遭ったら、まず警察へ盗難届を出す
  • 子どもが自宅の物を壊した場合は、「破損・汚損等」の補償を確認する
  • よその人にけがをさせたり、物を壊したりした場合は、「個人賠償責任特約」を確認する
  • 家の傷や家財の破損は、時間を置かずに保険会社へ連絡する
  • 迷ったら自分で対象外と決めず、まず電話で確認する

シングルマザーの家計にとって、突然の6万円は大きな出費です。

でも、せっかく保険料を払っているのなら、使える補償はきちんと使いたい。

「何かあったら、まず火災保険の内容を確認する」

この言葉を、頭の片隅に置いてもらえたらうれしいです。

※補償の内容や条件は、保険会社や契約によって異なります。詳しくは、ご自身の保険証券や保険会社で確認してください。

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この記事を書いた人

埼玉に住むアラフィフ。2人の娘を育ててきました。2026年に次女が大学を卒業し、長かったシングルマザー生活を卒業しました。

離婚したときは、年収80万円。通帳を開くのが怖い毎日でした。そこから10年かけて、暮らしとお金を少しずつ立て直し、いまは「働き方を選べる」ところまで来ました。

2026年秋には、10年勤めた会社を退職します。これからは自分ファーストで、無理をしすぎない働き方をしていくつもりです。

名前は、好きな街「佐久平」から。緑の中を歩くこと、カフェでのんびりすること、ジムで体を動かすことが好きです。

このブログには、離婚・子育て・仕事・お金・投資、そして退職のリアルな10年を書いています。10年前のわたしと同じ場所にいる人に、少しでも「これならできそう」が届いたらうれしいです。

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